データ作成時の留意点
-
音楽データについて
音楽データの規格について
ファイル形式
MP3
WMA
AAC
FLAC*1
WAV*1
使用可能なメディア
CD-R/RW、SD、USB
CD-R/RW、SD、USB
SD、USB
SD、USB
SD、USB
対応規格バージョン
MPEG1 Audio Layer3
MPEG2 Audio Layer3
Windows Media Audio Version 7/8/9
※Standardのみ
Low Complexity
ー
RIFF
ファイル拡張子
MP3、mp3
WMA、wma
M4A、m4a
FLAC、flac、FLA、fla
WAV、wav
最大フォルダ名/ファイル名文字数
CD-R/RW:全角32文字/半角32文字
ー
SD、USB:全角32文字/半角64文字
フォルダ名/ファイル名使用可能文字
A~Z(全角/半角)、0~9(全角/半角)、(アンダースコア)、
全角漢字(JIS第一水準)、ひらがな、カタカナ(全角/半角)
最大フォルダ階層
8階層
1フォルダ内の最大ファイル数
255(ファイル+フォルダ数:ルートフォルダ含む)
1メディア内の最大ファイル数
CD-R/RW:512(MP3・WMAファイル合計)
ー
SD、USB:10 000(MP3・WMA・AAC・FLAC・WAVファイル合計)
1メディア内の最大フォルダ数
CD-R/RW:255
ー
SD、USB:400
表示可能なタグ
CD-R/RW:トラック名/アーティスト名/アルバム名
ー
SD、USB:トラック名/アーティスト名/アルバム名/ジャンル名
非対応
タグ表示可能文字数
CD-R/RW:
ID3タグ Ver 1.0/1.1:
全角15文字/半角30文字
ID3タグ Ver 2.2/2.3:
全角30文字/半角60文字
CD-R/RW:
全角30文字/半角30文字
ー
SD、USB:
ID3タグ Ver 1.0/1.1:
全角15文字/半角30文字
ID3タグ Ver 2.2/2.3:
全角32文字/半角64文字
SD、USB:
全角32文字/半角64文字
非対応
サンプリング周波数
16 kHz/22.05 kHz/
24 kHz/32 kHz/
44.1 kHz/48 kHz32 kHz/44.1 kHz/
48 kHz16 kHz/22.05 kHz/
24 kHz/32 kHz/
44.1 kHz/48 kHz16 kHz/22.05 kHz/
24 kHz/32 kHz/
44.1 kHz/48 kHz/
88.2 kHz/96 kHz/
176.4 kHz/
192 kHz16 kHz/22.05 kHz/
24 kHz/32 kHz/
44.1 kHz/48 kHz/
88.2 kHz/96 kHz/
176.4 kHz/
192 kHzビットレート(kbps)
8 kbps~320 kbps、VBR
48 kbps~320 kbps、VBR
8 kbps~320 kbps
ー
量子化ビット数
ー
16 bit/24 bit
ジャケット写真
CD-R/RW:非対応
ー
SD、USB:対応
非対応
- m3u/MP3iフォーマット/MP3 PROフォーマット/ディエンファシスには対応しておりません。
- WMA Professional/WMA Lossless/WMA Voiceには対応しておりません。
- DRM(デジタル著作権管理)には対応しておりません。
- 著作権保護された音楽ファイル(SD-Audio規格など)は再生できません。
- 2チャンネルを超えるチャンネルを持つ音楽データは再生できません。
- ID3タグバージョン1、バージョン2が混在するMP3ファイルの場合、バージョン2のタグを優先します。
- WAVファイルはLPCM(整数型)に対応しています。AIFFフォーマット/WAVE64フォーマット/RF64フォーマット/ADPCMフォーマット等には対応しておりません。
- FLACファイルは1 024から4 608のブロックサイズに対応しています。
お知らせ
- ディスク内のファイルをチェックしている間、音は出ません。
- ファイルのチェックを早く終わらせるためにMP3/WMA/AAC/FLAC*1/WAV*1ファイル以外のファイルや必要のないフォルダなどを書き込まないことをおすすめします。
- エンコーダの状態やファイルフォーマットによって、音質の劣化や再生開始時のノイズ発生、また再生できない場合もあります。
- MP3/WMA/AAC/FLAC*1/WAV*1ファイルの作成の詳細はエンコーダソフトや使用するオーディオ機器の説明書を参照してください。
- MP3/WMA/AAC/FLAC*1/WAV*1ファイルの作成ソフトやテキスト編集ソフト、ライティングソフトやその設定によっては正規のフォーマットと異なるファイル、ディスクが作成される場合があり、テキスト情報表示や再生ができない場合があります。クローズセッションしていないディスクは再生できません。
- 再生できないファイルがある場合、そのファイルはスキップします。(再生しません。)
- 不正なファイル(例えばMP3以外のファイルに“MP3”の拡張子を付けたファイル)は、誤認識して再生してしまい、大きな雑音が出てスピーカーを破損する場合があります。
音楽データ以外のファイルに音楽データの拡張子を付けないでください。MP3/WMA/AAC/FLAC*1/WAV*1以外の形式のファイルは動作を保証しておりません。
*1のみ階層と再生順序について
- 再生順序
- ファイル~
フォルダ①~⑥
ルートフォルダ
(CD-R/RW、SDメモリーカード、USBメモリーの直下の階層)
同じ階層(で囲まれた範囲)内のファイル・フォルダは、書き込まれた日時順に並べ換えて再生します。
[CD-R/RWのMP3/WMAの場合]
- ルートフォルダは1つのフォルダとして数えられます。
- 本機では、フォルダの中にMP3およびWMAファイルがなくても、1つのフォルダとして数えます。選択した場合には、再生順で一番近いフォルダを検索して再生します。
- ライティングソフトがフォルダやファイルの位置を並べ換えることがあるため、希望の再生順序にならない場合があります。
- 再生の順序は、同一のディスクでも、使用する機器(プレーヤー)によって異なる場合があります。
- 使用したライティングソフトやドライブ、またはその組み合わせによって正常に再生されなかったり、文字などが正しく表示されない場合があります。
- 通常は、~の順に再生します。
- 同じ階層に複数のMP3/WMA音楽ファイルやフォルダが存在する場合、ファイル名、フォルダ名の昇順に再生します。
- 8階層までのMP3および、WMAファイルの再生に対応していますが、多くの階層またはファイルを多く持つディスクは再生が始まるまでに時間がかかります。ディスク作成時には階層を2つ以下にすることをおすすめします。
再生可能なサンプリング周波数、ビットレートについて
- 32 kHz以下のサンプリング周波数のMP3/WMA/AACを再生させた場合、音質が十分に維持できないことがあります。
- 64 kbps以下のビットレートで再生されたMP3/WMA/AACを再生させた場合、音質が十分に維持できないことがあります。
- 一般的にビットレートが高くなるほど音質は良くなります。一定の音質で音楽を楽しんでいただくためにはMP3では128 kbps以上、WMAではできるだけ高いビットレートで記録されたファイルの使用をおすすめします。
- フリーフォーマット・可逆圧縮フォーマットには対応していません。
- 音楽配信サイトで入手できる楽曲は著作権保護がかけてあるものがあります。著作権保護された楽曲は有料・無料にかかわらず本機では再生できません。
音楽ファイルの再生について
- のみ
ハイレゾ品質で音楽を再生するには本機からスピーカーまですべてハイレゾ対応製品でカーオーディオシステムを構成することをお勧めします。
- 極端にファイルサイズの大きいファイル、小さいファイルは正常に再生できないことがあります。
- リストに表示される順番はメディアに書き込まれた順となります。メディアに書き込む手順によってはお客様が想定している順とは異なった順で表示されることがあります。
※正しい順番で表示するには、ファイルの先頭に“001~254”など番号をつけてパソコンで期待する順番(名前順)などに並べ、フォルダごと一度にメディアに書き込むことをおすすめします。メディア上で番号を編集しても表示される順番は変わりません。ファイル名について
- フォルダ名とファイル名の合計が半角240文字、全角120文字を超える場合、再生できません。
ジャケット写真について
JPEG形式のみに対応しています。
他の形式の場合、正常に表示できません。
- 音楽ファイルに付けられている画像データのサイズや解像度が大きい場合、正常に再生や表示ができなかったり、音飛びの原因となる場合があります。
- 176×176ピクセル以下の画像は表示エリアより小さく表示される場合があります。
- 1つのファイルに複数の画像のジャケット写真をファイルに登録してある場合、正常に表示できない場合があります。
-
静止画データについて
本機は、SDメモリーカードまたはUSBメモリーに保存した画像データを再生できます。
本機で再生できる画像データ
項目
内容
対応形式
JPEG(ベースライン)
拡張子
JPG、jpg(大文字、小文字どちらでも使用可能)
最大階層
8階層
最大ファイル数
メディア全体
10 000(ルートフォルダ・フォルダ・ファイルの合計)
1フォルダ内
255(ルートフォルダ・フォルダ・ファイルの合計)
最大フォルダ数
100
使用可能文字
A~Z(全角/半角)、0~9(全角/半角)、(アンダースコア)、漢字(JIS第一水準)、ひらがな、カタカナ(全角/半角)
ファイルサイズ
10MB以下
画像解像度
16×16~4 092×4 092
- 解像度が高い画像は画面に合わせて縮小して表示します。
- 以下のようなファイルは再生できません。
- プログレッシブ方式
- RGB以外(グレースケール、CMYKなど)
-
動画データについて
本機は、SDメモリーカードまたはUSBメモリーに保存した動画データを再生できます。
本機で再生できる動画データ
項目
内容
対応規格 プロファイル
MPEG-4 AVC(Advanced Simple Profile レベル5まで、Simple Profile レベル6まで)、
H.264(High Profile レベル3.1まで、Main Profile レベル3.1まで、Baseline Profile レベル3.1まで)MPEG-4 AVC(Simple Profile レベル3まで)、H.264(Baseline Profile レベル3まで)
拡張子
MP4、M4V、mp4、m4v(大文字、小文字どちらでも使用可能)
映像
音声
コーデック
MPEG-4 AVC、H.264
AAC-LC
ビットレート
216 kbps~8 Mbps
216 kbps~4 Mbps
8 kbps~320 kbps
フレームレート
15 fps、30 fps
ー
最大解像度
1 280×720
720×480
ー
サンプリング周波数
ー
16 kHz、22.05 kHz、24 kHz、32 kHz、44.1 kHz、48 kHz
最大階層
8階層
最大ファイル数
メディア全体
10 000(ルートフォルダ・フォルダ・ファイルの合計)
1フォルダ内
100(ルートフォルダ・フォルダ・ファイルの合計)
最大フォルダ数
100
最大表示文字数
半角32文字(全角16文字)
使用可能文字
A~Z(全角/半角)、0~9(全角/半角)、(アンダースコア)、漢字(JIS第一水準)、ひらがな、カタカナ(全角/半角)
ファイルサイズ
2 GB以下
1 GB以下
- ビットレートが低いと、十分な画質・音質を得られない場合があります。
- 可変ビットレート(VBR)で作成されている場合、部分的にビットレートが高くなることがあります。
そのような部分では音飛びやコマ落ちなどが起こる場合があります。
- 上記の仕様から外れたファイルは、再生できなかったり、音飛びする可能性があります。
- 動画ファイルの作成方法・エンコーダソフトなどによっては再生できなかったり、音声・映像が乱れる場合があります。
- Windows Media Videoには対応していません。
- Global Motion Compensation、Quarter-pel Motion Compensationには対応していません。映像が乱れ正しく再生できません。